りんご通信8月号

蒸し暑くなってきました。教室内この時期、今年は特に注意して机や椅子、ドアや窓など念入りに消毒していますが、教室内ではスリッパか汚れていない靴下をはかせてくださいね。他の生徒さん達への思いやりとしてご協力お願いいたします。それから教育の一環として、ルールとして常識的なことなので今さらですが、教室内、店内を走らない・レッスン中以外でもむやみやたらに余計な大声を出さない・叫ばない(特に発音する際に大声で叫んでも上手になりません)・カードやマーカー机や椅子など備品は大切に扱う・他の子達への迷惑にならないか考えて行動するなどキリがありませんが、子ども達が教室にいる限りは、私たちにとっても大切な子たちなのでしっかり私たちからも引き続き注意します。今では子供たちも成長し賢くいい子たちに育っていて安心していますがどこに出ても世界に出ても恥ずかしくない”が私達の基本です。

3月からの自粛で営業時間を短縮していた時、普段は夜間に通うためほとんど会わなくなった高校生・大学生になった子達に昼間に繰上げて来て貰っていた時のこと、おそらく親御さんには見せない姿なのかもしれませんが、私の前では本当にしっかりと話しレッスン以外でも言動の良さや落ち着き感、英語に対して将来性のある考え方などを感じ取れ、この子達は間違いなく好青年になると思えて、小さい頃から見ている私としては嬉しさと納得感でいっぱいで毎日コロナコロナからの私の唯一の解放時間でした。小さい頃から通うBig Appleの子達が確かなネイティブ音を身につけて自信をもって話せるようになっていく姿は私の自慢です。これからも気を抜かず手を抜かず育ってほしいです。カタカナ発音が溢れそれが成り立っている学校や塾とは違い、ネイティブ音が当然の子達は日本にいる限りはそれが衰えないよう個々に日々の努力は必須です。帰国子女でも気を抜けば会話レベルはどんどん下がります。なまけ心は禁物です^-^

さて、今年はどの学校も夏休み返上で勉強ですね。自粛で長く休んでいたので当然とはいえ暑い時期なので健康管理に気をつけて倒れないよう気合を入れていきましょう。自粛期間にどれだけ自主学習したかが試され、学習しきれなかった部分を把握して勉強することになると思います。毎日毎分毎秒が大切だと自分自身に言い聞かせてほしいと思います。Big Appleの子達は中高生の間に準2・2級取得と、スピーチコンテストへの参加は必然です。コンテスト用特訓は当然します。賞が取れるかどうかは別として、自分への励みや自信を持つための第一歩です。英検もレベルが上がれば新しい単語や文法も出て来るのでしっかりわかるまで勉強する必要があります。面談についても同じです。態度も声の大きさもポイント基準で発音がいいだけではダメです。それに表情も豊かに自分の意見を言えることが英語での対応には必要です。

何のために英会話を習っているか考えてみてください。聞かれたことに対して、一言だけで終わったら相手はどう思うかわかりますか?質問者からしたら「一言で終わるということはそれ以上話したくなくて早く終わりたい。または興味がない」と取るようです。このことは将来パートナーを見つけようと思った時、特に相手が外国人の場合は大問題です。先生たちが口をそろえて言うのは「的確に答えること以外にコミュニケーションができるかどうか」になります。性格もありますが、相手が一言でしか答えることをせず、聞き返すことや逆に質問もせず会話が続かないのは自分に対して興味がないと思い、それ以上時間をかけることもなく疎遠にするそうです。日本語でもこういう状況は相手に対して失礼にあたるので、話題をつなぐ努力は必要です。

教室の子達には必ず文章で答えるように訓練させていますが、それを実践しないと上達しないので心してかかってほしいです。去年の今頃は日本語を話したら宿題を1ページ増やすという罰則を作っていました。今も継続中ですがそのおかげもあって日本語を話さないようになりました。次は覚えた文章を何とかして使うよう仕向けたいと思います。小学生の子供達を見ていて気になることは、先生が何かを話したり教えている時など集中力が必要な時に、手足を動かしたり何かをいじっていたり消しゴムなどを千切ってみたりと注意力散漫なことがあり先生にかなり注意され、それでも聞かなそうなら私が強めに注意していますが、自信がないなどで声もだんだん小さくなりそういうことをする場合もあります。

自信をつけるためにすることはなんでしょうか。小さいうちは保護者の方は影の努力者となる必要がありますが、それをするかしないかであとから必ず差がつきます。0歳から始めた子達が長い言葉もリピートするようになり、文章で話すようになっていくことは予想通りの成長です。ただし自分で意識を持つようになった子(特に小学2年以上)は自分自身で考えて実行する必要があります。どうすればいいかを子供達にそれぞれ考えさせてください。子供達の未来は私たち親にとっての未来でもあり実現できる夢でもあります。私からもときどき皆さんの背中を押してこれからもしっかりとサポートしますのでどうぞご協力をお願いします。

先日のこと、8年前Big Apple講師だったチャールズが突然会いに来てくれました。私はかなり髪の毛も短く切ってマスクもしていたのによく一目でわかってくれたなぁと感心しつつ20分間程立ち話をしましたが、関東での生活には懲りて名古屋に引越してきたのでまたフラッと教室に遊びに来ると思います。こういう時に英語での対話能力って試されます。つくづくそう思いました。Big Appleの講師はどの人も意欲があって賢いので日本語力もあっという間に身につけています。日本語は言語の中で一番難しいと言われているのに、チャールズは日本語能力検定2級資格があって、今は漢字検定2級の勉強をしていると言っていました。チャビも今は日本語能力検定2級を取得するために勉強中です。私達も負けずに英語を話せるよう努力しましょう!

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