いつもありがとうございます。先月半ばから今月にかけて今なおかなり振り回されっぱなしですが、皆さまには本当にご理解とご協力を感謝しております。急な臨時休講に対しても即対応してくださったり、至急連絡メールにおいても「大丈夫です。先生方も気をつけてください」とお返事をいただいたり、「お疲れ様です」と労いの言葉をくださったり思わずホッとするメールをいただいたりと、つくづく私は幸せを感じております。コロナ感染拡大のための臨時休講や特別レッスン中止、そして外出自粛で私たちは多くを中止しました。私がこれまで生きてきた中でウィルス感染でこんなに多くの犠牲者が出て辛く大変な生活・感情のやり場に困惑したことは未だかつてありませんでした。生死を彷徨うかもしれないこんな強いウィルスがどうして拡散されたかと思うと腹が立ちますが…こうなったからにはいかにして私たちでそれを終わらせるかと考えるしかありません。それにどうやってこの感染リスクを少しでも減らすことができるかを考えることです。これからも教室内の除菌・手洗いなども当然継続しますが、私の個人的な判断としてこのウィルスは死滅しないと考えています。コロナウィルスができる前までの生活には戻れないと思っています。政府やWHOなど大勢がいろんなことを言っていますが、とにかく個々にしっかりとした知識と予想をして行動しないといけないと思っています。たとえ国内の感染者ゼロ日が続き自粛解除になったとしても目に見えないウィルスは時間が経過するとともに形を変えて更に強くまた新型になって襲って来るかも知れません。個々の意識が変わらない限り浮遊するウィルスを留めるのは困難だと考えています。若い人たちの中には何も考えていない人も多く自分たちがばらまいているかも知れないと深くは考えていないのでしょう。元気でいることはとてもいいことですが、大切な家族のため、大切な友だちのため、大切な仕事仲間のため、そして一番は医療従事者の方々の手を煩わせないためにと考えて行動をしてほしいです。私はまだまだ油断できないと思っていて両手広げて遊ぶのはもっと様子をみてから、不必要な外出は出来るだけ避けた方がいいと思い辛抱しています。やむを得ず臨時休講にした4/22からこれまで外出は３回の食料品買い出しのみでした。でも、その間にいろんなことを考えることができました。そしてこれを機に新しいことにチャレンジすることに踏み切りました。これまでにも考えたことはありましたが、もしかしたら毎年数か月間の遮断時期が来るかもしれず、いつなんどき感染拡大ということになるかもしれないと考えると、迷ってないでオンラインレッスンを試す時が来たと感じました。ご家庭によってパソコンの有無やネット環境は様々ですが、これからのことを考えると今のうちにいろんなことを整えて考え方も変えていった方がいいと私なりに一生懸命考えました。先生はイギリスでオンラインでもレッスンを普通に教えていたと言っているので私は運がいいんだと取りました。先生も何も心配しなくていいと言ってくれて私の願いだからこそ協力すること、教室を守ることに惜しみない努力をすると言ってくれました。私もどちらかといえばアナログ人間です。FOMAが使えなくなる時がくるということで必死で考えたあげくやっとスマホを買って設定してみたのですが、何度やってもSIMを使うと受信できずわけがわからず放置してありました。二日後に再度挑戦してやっと始動しホッとしています。でも中身は何も設定していません。オンラインレッスンの設定もすべて一からなのでかなり困難極まりないです。それでも今の状況に落ち込んで諦めることなく、新しいことに一歩踏み出せば、今度もしまた困難な状況になった時に余裕がもてると思いました。
今再放送している『選TAXI』を見ていますが、実際に人生の岐路におけるその時の選択で将来が変わります。私はただ竹野内豊が好きなのでまた見ているだけなのですが、以前はそこまで深く考えながら見ていなかったと気づきました。それに最近ふと開いたページに載っていた言葉が印象に残っていてスペインの哲学者バルタザール・グラシアンの『チャンスではなく、チョイス（選択）が人間の運命を決める。』という言葉が目に留まって確かにそうだなと感じています。人生の中で幾度となくある選択、これからも多々ありそうです。Big Appleの自粛は今月末まで延長しますが、ネット環境がないという生徒さんでこれ以上休まずレッスンをしたいというマンツーマンの生徒さんのみ営業時間短縮で教室でレッスンを行います。5/11はとりあえず私と先生は教室を開け数時間で終了します。それ以外は毎週火水を時間短縮で行います。万全の防衛対策で必ずマスク着用のうえ直行直帰です。またオンラインレッスンに挑戦するとお返事をくださった方々にはオンラインレッスンを5/14から開始します。とにかく新しいことへのチャレンジです。コロナ感染拡大収束を心から願います。そして私たちの意識を固め乗り越えられると信じます。