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大切なあなたへ

りんご通信12月号

いつもありがとうございます。紅葉の季節になりました。今年は新年早々からコロナウィルスに振り回され続け、あっという間に年が暮れてしまいそうです。いつまでどこまで気にすればいいか・・・っていつも考えていますが、未だに帰宅後すぐのシャワーや買い物の際のレジを気にしたり買った物を洗う…など、昨年までならしなかった行為が、余計な時間を費やし異常な行動とも頭ではわかっているのに、それが習慣化されたかのように止められない自分がいて毎日がとても奇妙な居心地です。皆さんは大丈夫ですか?何か心配ごとや不安なことなどがあったらなんでも話してみてくださいね。話すことで心が落ち着いたり、何かの発見があったりします。

国内ではGo to EatやGo to Travelが実施され、またどこへでも行けるようになって警戒が必要なはずなのに、何かお許しがでたかのような勘違いもあり周りを見ているとかなり気が緩んでいるんじゃないかなと感じます。外食を楽しんだり友人と会って話をしたり、それらも理解できますが、今からもっと先までを見越してもうしばらくの期間はそうっと過ごし、蜜を避けて、手洗い消毒・マスクや咳のエチケットなど、いま一度ご自身のため、ご家族のために、私たち大人が、親がしっかりと考えながら行動をすることを推奨します。ちょっとした油断が痛い思いにつながらないようにしたいです。寒暖差のある季節でもあり、軽い風邪かなと思っても自己判断せずに十分に気をつけてください。言うまでもなく教室内は更に徹底継続です。自作のCT加工のアレンジメント増量中です。マスクや消毒剤などはだいぶ値下げされ少し安心しています。もうマスク自作しなくていいかなと少しホッとしています。次は何が必要になるのか常に考えを巡らせています。

さて、先日土曜日はオンラインでハロウィンパーティーを実施しました。初めてのことでどうなることかと思いましたが、言葉を発した人の顔が次々に映るんですね。クロスワードパズルクイズ形式も案外上手にできました。多くのお子さんがあれこれと考え言葉を発してくれていましたね。飛び入り参加サプライズは8年位前に講師をしていたチャールズでした。鬼滅の刃のネズコを文字ってチャールズコって言っていました。トイレットペーパーの芯を使って作ったそうですよ。チャビの国ではハロウィンは特に重要イベントではないので、アメリカの遊びとの違いが聞けたことは良かったと思います。子供たちがリスニング出来たことを期待します。昨年12月号では『学校で英語化が広がって授業が英語になると言われているけれど、日本人教師は英語で教えるには限界もあるから、個人的に磨きをかけて自分自身が英語を使えるようにしていくことが大事』そんなようなことを書きました。

入試などで「読む」「書く」「話す」「聞く」の「4技能のバランス」が必要になって慌てても「話す」「聞く」はそう簡単には修得できません。教室でも毎回のように「毎日リスニングだけでもするように」「覚えたことは使うように」など口を酸っぱくして言っていますが、レッスンの様子を見ているとそれらを実行しているお子さんとそうでないお子さんがハッキリわかります。お子さんが小さい間は保護者の皆様の協力が必要ですが、小学高学年以上なら自分次第です。中学高校ともなると、塾通いも増えてきて「毎日忙しくて時間がない」って出来ない言い訳をします。

でも今の努力が自分自身の将来につながるということを忘れないでほしいです。小さい頃から通っている子たちのリスニングと発音の良さには、先生もすごく褒めていますが、文法や語彙力は自分の勉強次第なので、そのことではどの先生も、いつも残念がっています。教える立場にいる外国人の友だちや日本人の友だちに話したところ、勉強をしない、勉強方法を知らない、覚えようとする努力をしない子が多いと言われたそうです。海外生活の長い娘も私がそういう話をするまでは気づかなかったようですが、そういう話を友人にすると口を揃えてその通りだと言うそうです。外国の子たちは教えたことを覚え使い、積極的に勉強をするのに、なんで日本の子はそれができない?ってよく言っていますが、それは国の教育方法の違いもあるように思いますが、個々の時間の使い方も反省点の一つだと思います。

私がわかるのは英語教育だけですが、私自身の経験、義務教育を経て英語の講師をしていた頃や、今の立場からでもそれはよくわかります。今年は家での滞在時間が増えたはずです。考える時間もたっぷりとあります。これからの新しい未来のためにもあと2か月いろいろと見直して、自分自身で、ご家族で考えてみてほしいと願います。きっと今はこれまでのことを思い返したり考えたりする貴重な時間なのかもしれません。